南アルプスの麓にある里山風景です。郊外でよく見る典型的な景色ではないでしょうか。この絵を描いたのは夏で、蝉時雨が降り注ぐ中木陰を求めては描きたい景色を探し回りました。
ありふれた景色ではありますが、この絵の構図が気に入っています。民家を抜けながら山に登っていくのですが、カンカン照りの中、蝉の声と道路脇の用水路を流れる水の音しか聞こえません。そんな光景が伝わると嬉しいです。
【作品メモ】
- 完成日:2016年9月4日
- サイズ:A4判
- 用 紙:KMKケント紙
- 色鉛筆:カランダッシュ/カリスマカラー