磯の荒波

この絵は7年ほど前に青森を旅行した際に出会った風景です。たしか9月の下旬ごろだったと思います。
9月下旬といえば秋ですが、この風景を見る限りでは冬のような寒さを感じます。実際は全く寒くはなかったのですが、東北の荒々しい磯の雰囲気が冬をイメージさせます。

全体的な色合いも彩度が低く、寒々しい色合いとなっています。これは意図的に彩度を調整したわけではなく、実際に目で見た色に限りなく近い色です。

海の絵は初挑戦でしたが、たまには景色を変えてみると新鮮な発見があったりして面白いです。

【作品メモ】

  • 完成日:2017年3月4日
  • サイズ:A4判
  • 用 紙:KMKケント紙
  • 色鉛筆:カランダッシュ/カリスマカラー

あの頃に続く道

西陽の雑木林

関連記事

  1. 夏休みのバス停

    この絵は8月のある日、河川敷にあるバス停を描いたものです。真夏の炎天下、バスはなかなか来ません。…

  2. 瀬戸内の島 Part2

    以前描いた瀬戸内海にある倉橋島です。別の角度から描くとまた違った魅力があります。フェリーからしか…

  3. 瀬戸内の島

    瀬戸内海にある倉橋島です。今夏に広島から松屋に向かうフェリーの中から見た風景です。瀬戸内の長…

  4. 明るい農村

    そういえば昔、NHKの「明るい農村」という番組がありましたね。小学校の授業とかでよく観た記憶がありま…

  5. 寂しげな週末 Part2

    この絵は昨年描いた場所を回れ右して別視点で描いたものです。視点を変えても相変わらず冬の寂しげで寒…

  6. 暮れゆく里山

    真っ赤に染まった西の空。ゆっくりと暮れ、里山の一日は終わりを迎えようとしています。…

  7. 用水路

    この絵も東京郊外です。民家と民家の間を流れる用水路はなかなか風情があるものです。子供の頃は用水路でよ…

  8. 軽トラのある風景 Part3

    久しぶりの軽トラ登場です。やはり長閑な風景には軽トラは必須アイテムです。これからも不定期です…

PAGE TOP