朽ちたブルドーザー

実家近所の空き地に放置されていたブルドーザーです。
ところどころ錆びて、朽ち果てるのを待つ寂しさを感じたので絵にしてみました。昔は故障して動かなくなった放置自動車をよく空き地や河川敷で見かけました。最近ではすっかり見かけなくなりましたね。不法投棄がなくなるということは良いことですが、光景的に見た場合はなんとなく寂しい感じもします。ある意味昭和時代の名残がなくなるということですから。

この絵はブルドーザーにスポットを当てたので、遠景等はかなり省略しています。何もない空き地とブルドーザーの持つ寂しい佇まいが伝わったでしょうか?

【作品メモ】

  • 完成日:2016年5月27日
  • サイズ:A4判
  • 用 紙:KMKケント紙
  • 色鉛筆:カランダッシュ/カリスマカラー

木材運搬車

貯水池のある風景 −長野県塩尻市−

関連記事

  1. ちょっと休憩

    タイトル通り、木々の緑が美しくなる5月の初旬、さわやかな風を感じながらちょっと農作業の手を休めて小休…

  2. ありふれた橋の風景

    橋は比較的描きやすいテーマであり、こんなに特徴のないコンクリートの橋でも風景にしっかり溶け込むので、…

  3. 穏やかな時間

    明けましておめでとうございます。関東では天気も良く穏やかな新年となりました。 この作品は…

  4. 黄昏時のプラットホーム

    この絵は東京郊外にある単線の駅です。西陽の差し込むプラットホームが長い影に覆われ、また電車を待つ…

  5. 祭りの後

    賑やかだった秋祭りも終わり、屋台の灯りだけが煌々と周囲を照らしています。通りに人気はありませんが、屋…

  6. 土管のある風景

    最近ではあまり見なくなった風景です。子供のころは土管があちこちにありました。高度成長時代はこうい…

  7. 森のパン屋さん

    森の中の移動パン屋さんです。最近はこういうお店もよく目にするようになりました。なんとなくお洒落な…

  8. 空き地のショベルカー

    この絵のロケ場所は以前描いたブルドーザーの近くの空き地です。隣接して建設関連の会社があり、敷地内に建…

PAGE TOP