今までの作品に比べてかなり寂しい作品になりましたが、この絵は暑くてなかなか寝付けない夜に夜風に当たりたくて外に出た時に見た風景です。
人気のない暗闇の中に街灯の灯りだけが煌々と夜道を照らし、わずかに感じる生暖かい空気の中で蛙の声がうるさいくらいに反響しています。
近所の家も眠れないのか、深夜テレビの音が網戸を通して微かに響いています。そんな田舎の暑い夜です。
今はエアコンがあるので暑くて眠れない夜はないのですが、田舎で過ごした子供の頃はエアコンなどはなく、扇風機だけが頼りでした。もちろん当時は熱帯夜なんて滅多にありませんでしたが。
今年の暑さは半端ないですね!皆さん、熱中症には十分気をつけましょう。
【作品メモ】
完成日:2018年8月6日
サイズ:A4判
用 紙:KMKケント紙
色鉛筆:カランダッシュ/カリスマカラー