白川郷の甘味処

基本的に観光地は整然とされていて人工的なものも多いので、絵のモチーフとして私の興味からは外れるのですが、白川郷などのような場所は歴史的な建造物や昔ながらの自然が広がるといった意味で、私的にはこれからも絵にしたい場所でもあります。

さて、今回は数年前の夏に白川郷を旅した際の景色を絵にしたものですが、白川郷といえば合掌集落になります。しかしあえて合掌集落やかやぶき屋根といった物をクローズアップしませんでした。本当に個人的ではありますが、甘味が好きなので甘味処を主役にしました。本当にわがままです(笑
甘味処といっても白川郷の甘味処はそれなりに絵になります。周りの景色に溶け込んでいますし、佇まいも落ち着いた昔ながらの風情を感じさせるもので、居心地良さそうです。実際にはこの店には入りませんでしたが、もし今後行くような機会があればぜひ立ち寄ってみたいです。

【作品メモ】

  • 完成日:2016年9月19日
  • サイズ:A4判
  • 用 紙:KMKケント紙
  • 色鉛筆:カランダッシュ/カリスマカラー

里山の風景

空き地のショベルカー

関連記事

  1. ニッポンの民家

    いわゆる昭和の雰囲気を漂わせる典型的なニッポンの民家です。とくに郊外ではこういった民家はまだまだ…

  2. 林の向こう

    タイトル通り、林を抜けた先には何があるのだろうと想像したくなる景色を絵にしました。この絵では2本…

  3. 木材運搬車

    国道20号線の山梨県と長野県の県境です。甲州街道ということで山梨と長野を結ぶ動脈道路として物流車…

  4. 長閑な夏の日

    ある地方の山村です。日中は暑いので、皆家の中にいるのでしょう。たまたま一人だけ見かけましたが…

  5. あの頃に続く道

    子供の頃、こんな感じの道を通学したものです。途中何度も道草したり脇道に入ったりと、子供たちを惹きつけ…

  6. ありふれた橋の風景

    橋は比較的描きやすいテーマであり、こんなに特徴のないコンクリートの橋でも風景にしっかり溶け込むので、…

  7. 海の家

    本格的な夏、海のシーズン到来です!この絵は海側からの視点で描いています。だから海の家ですが海は見…

  8. 忘れられた時間 Part2

    昨年「忘れられた時間」というタイトルで、空き地に投棄されている廃車を描きましたが、この絵も同様タイト…

PAGE TOP