最近は貯水池をあまり見かけなくなりました。主に農業用として使われていた貯水池なので、農業人口の減少が影響しているのでしょう。昔は「○○ちゃんが貯水池に落ちた」といったような話をよく近所の噂話で聞いたものです。実際に貯水池の水は濁っていて底が見えないので、子供心に落ちたら危ないという認識はありました。とはいっても、よく金網によじり上って貯水池の底を覗き込んだり、場合によっては笹舟を浮かべたりして遊んだものです。
この絵は貯水池にしてはかなり大きなもので、一般的に想像する貯水池とは違うかもしれません。この大きな貯水池の畔から塩尻の街並みを遠目に見る景色が、なんとも開放感があったので絵にしてみました。
【作品メモ】
- 完成日:2016年6月12日
- サイズ:B3判
- 用 紙:KMKケント紙
- 色鉛筆:カランダッシュ/カリスマカラー