貯水池のある風景 −長野県塩尻市−

最近は貯水池をあまり見かけなくなりました。主に農業用として使われていた貯水池なので、農業人口の減少が影響しているのでしょう。昔は「○○ちゃんが貯水池に落ちた」といったような話をよく近所の噂話で聞いたものです。実際に貯水池の水は濁っていて底が見えないので、子供心に落ちたら危ないという認識はありました。とはいっても、よく金網によじり上って貯水池の底を覗き込んだり、場合によっては笹舟を浮かべたりして遊んだものです。

この絵は貯水池にしてはかなり大きなもので、一般的に想像する貯水池とは違うかもしれません。この大きな貯水池の畔から塩尻の街並みを遠目に見る景色が、なんとも開放感があったので絵にしてみました。

【作品メモ】

  • 完成日:2016年6月12日
  • サイズ:B3判
  • 用 紙:KMKケント紙
  • 色鉛筆:カランダッシュ/カリスマカラー

朽ちたブルドーザー

国道20号線板室トンネル付近 −長野県茅野市−

関連記事

  1. トタン張りの家

    東京郊外にあるトタン張りの家です。一昔前まではトタン張りの家はあちこちで見かけることができました…

  2. お疲れさま

    一日の労働を終え、日暮れのあぜ道を歩いて家路につく親子です。水田では蛙の声が響きわたり、夏…

  3. 踏切

    予讃線下灘駅近くの踏切です。ロケーションスポットとしてあまりに有名な下灘駅も素晴らしいのですが、…

  4. 廃屋

    昨年5月の連休に山梨に帰省した際に見た風景です。昨今では空き家問題や地方の過疎化などが問題となっ…

  5. 白川郷の甘味処

    基本的に観光地は整然とされていて人工的なものも多いので、絵のモチーフとして私の興味からは外れるのです…

  6. 里山の秋

    この景色は東京郊外(多摩地方)です。まだ東京にもこのような里山景色は残っているんですね。訪れたのは1…

  7. 森のパン屋さん

    森の中の移動パン屋さんです。最近はこういうお店もよく目にするようになりました。なんとなくお洒落な…

  8. 見上げた夜空

    街灯のない一本道、スクーターを停めて見上げた空は満天の星。架空の情景になりますが、こんな空…

PAGE TOP